Dialog in the Darkに行ってきたお
ちょっと前の話になるんですが、
Dialog in the Darkに行ってきたのが良かったので日記に書いちゃう。
Dialog in the Darkって何?
一言でいうと「暗闇のソーシャルエンターテイメントです」
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
ダイアログ・イン・ザ・ダークより引用
参加メンバー
私のときは、6名で1グループでした。(+アテンドの方ひとり)
友人と2人で参加したので、他の4名は知らない方です。
1人で参加している方もいました。
知らない人とグループになるとか知らなかった私...
他の人もよそよそしい感じだったので、
知らない人たちと暗闇に入るのはちょっと不安でした。
部屋の中ってどうなってるの?
部屋の中は、本当に何も見えません。
アテンドの方の案内のもと、白状を使ってとことこ歩きます。
ですが6人いるので、みんなで声をかけていきます。
声をきいて置いていかれている人がいそうだったら、助け合います。
プログラムの内容
私のときはこんなことをやりました:
- コスモスの種を植える(鉢はお持ち帰りしました)
- みんなで輪になって、雑談をしたりちょっとしたミニゲームをする
- 喫茶店にはいって、机に座りのみものを飲みながらおしゃべりする(おしぼりもらったり、お会計したり本当の喫茶店です
最後の頃には、みんなでわいわい話している仲になりました。
目が見えないと、コミュニケーションを取ったり
声を掛け合って助け合いをしないといけないから
数時間なのに仲良くなったのかなあ、と思います。
参加して得たこと
コミュニケーションの大切さ
当たり前のことかもしれないんですが、
「声を掛け合ってコミュニケーションをとる」って大事だな〜と改めて痛感しました。
コミュニケーションを取ることで、人とも仲良くなれるかもしれないし
社内でも「◯◯さん大丈夫かな、心配だな...」とか、
相手に対して気になることがあれば、ちゃんと声に出して伝えないと伝わらないんだよな...って思いました。
いつも、しなきゃしなきゃ...でもなんか嫌に思われたら嫌だから何もしないでおこう...って思う口だったのですが、実際にDialog in the Darkに参加すると痛感しました
視覚障害者×WEB
雑談をしている最中に
「視覚障害者の人はスマホとかPCを使うのか?」という話になりました。
アテンドの方曰く「スマホもPCもバリバリ使うよ」とおっしゃっていました。
その中で印象的だったのが
「画像ばっかりのサイトがあって読み上げ機能が効かなくて困る」
とおっしゃっていたことです。
画像ばっかり〜っていう話からは脱線しちゃうんですが。
私、マークアップするときいつもどう書けばいいのかって悩むんですが
このときに気がついたのです
「読み上げ機能がちゃんと説明できるマークアップをする」って考えたらスムーズにコーディングできそうだな!と。
基本的なマークアップをするのもそうだけど
こういう、音声出力環境による記事も日々チェックせんとなあ...
総括
5000円とちょっと高めなんですが、5000円以上の価値は買えたと思いました。
人に対するコミュニケーション力とか、優しさ薄れたな...私って思ったときにまた行きたいなあ。
気になる人は是非いってみてください。
ちなみに「今日一緒に行く人が誕生日」とか伝えておくと、プレゼントがあるかもしれませんよ(私のときはありました)